森下、攻守で躍動 甲子園7連戦は快勝発進―プロ野球・阪神

AI要約

阪神は甲子園での7連戦に臨み、DeNAを攻略しました。15安打で7得点を挙げ、打線の奮起が光りました。

森下が2本の活躍で勝利に貢献しました。打撃でホームランを放ち、守備でも好プレーを見せました。

残り15試合では、球団初の連覇に向けてチーム一丸となって戦っています。

森下、攻守で躍動 甲子園7連戦は快勝発進―プロ野球・阪神

 この日から本拠地の甲子園での7連戦に臨んだ阪神。

 今後の行方を左右する初戦で、抜群の安定感を誇るDeNAの東をきっちり攻略した。15安打で7得点を奪い、岡田監督は「後ろにつなぐという意識がよかったんじゃないか」と奮起した打線をたたえた。

 その立役者となったのは森下だった。2―2で迎えた五回1死。2打席目まで抑えられていた東に対し、追い込まれてから「ステップした時に足の着く時間をほんの少し長くした」とフォームを微修正。変化球を捉えた打球が左翼席に飛び込んだのを見届けると、人さし指を突き立てた。

 さらに森下は右翼守備でもチームを救った。3点差の七回無死二、三塁で宮崎のライナー性の打球を捕球すると、本塁を狙ったオースティンを好返球で刺した。相手の反撃ムードを断ち、「練習から送球にこだわってやってきたので、いい形を出せた」とうなずいた。

 残り15試合。球団初の連覇に向け、負けられない戦いが続く。「勝つしかない。甲子園でできる強みを生かして7連勝する」とお立ち台で力強く誓った森下。チーム一丸となって首位巨人を追う。