マルディーニ氏、ミラン退団の息子の才能を信じる「早熟型も晩成型もいるが彼は」

AI要約

パオロ・マルディーニ氏が、古巣であるミランや息子のダニエル・マルディーニについて語った。

マルディーニ氏は現在の生活を楽しんでおり、息子の才能に太鼓判を押した。

さらに、今シーズンのセリエAのスクデット争いについての見解も述べた。

マルディーニ氏、ミラン退団の息子の才能を信じる「早熟型も晩成型もいるが彼は」

パオロ・マルディーニ氏が9日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、古巣や息子のFWダニエル・マルディーニなどについて語った。

かつてミランの主将や指揮官を務めたチェーザレ・マルディーニ氏を父に持ち、自身も現役時代のキャリアをミランに捧げたマルディーニ氏。引退後は、ディレクターとして古巣に復帰し、2022年のスクデット獲得に貢献。その後、現経営陣との衝突が報じられ昨年6月にミランを離れている。

マルディーニ氏は、現在の生活を満喫しているようだ。「家にいて飽きない。私のキャリアは長く、ハードなものだった。ディレクターとしても同様だったので、この休養期間は健康にもよいように思う」と明かした。

自身の息子であり、マルディーニ家3世代目にあたるダニエル・マルディーニも、下部組織から過ごしたミランに今夏別れを告げた。昨シーズンレンタルでプレーしたモンツァへ完全移籍。マルディーニ氏はダニエルの才能に太鼓判を押した。

「彼に関してほとんど疑念はなかった。早熟の選手もいれば、晩成の選手もいる。だが彼は間違いなく平凡ではないクオリティを持っている。これは明らかだ。キックや戦術眼もそうだし、フィジカル面でも成長した。これからが自身の価値を示す時だ」

最後に元ミランのスター選手は、今シーズンのスクデット争いを予想した。

「セリエAはあまり注目を集めていないが、私は好きだ。戦術や技術面においてトップ3に入ることは間違いない。今シーズンは、インテルが最強のチームであることに変わりない。他のライバルたちもかなり変化があったが、チームをまとめ上げるのに少し時間が必要になるからね」

「ミランは昨シーズン、2位だったので、優勝候補の一角だ。ユヴェントス、ナポリ、それからローマも素晴らしい補強をしたね。結局のところ、スクデット争いに加わるチームは、いつものメンバーになるだろうね」

スクデットを7回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇を5度経験したマルディーニ氏。ミランの一時代を築いたレジェンドは、クラブを離れた今でもセリエAから目が離せないようだ。