中国FA、八百長や違法賭博で43人に国内活動永久禁止処分…元韓国代表MFも対象に

AI要約

中国サッカー協会が八百長や違法賭博の違反により43人に国内サッカー関連活動永久禁止処分を下した。

国内リーグ等での違法事案の取り締まりを強化し、これまで120試合で八百長などの違反を確認。

地元の中国人選手や元韓国代表の選手を含む43人が処分を受けた他、17人には5年間の国内活動禁止処分が決定。

中国FA、八百長や違法賭博で43人に国内活動永久禁止処分…元韓国代表MFも対象に

 中国サッカー協会(CFA)は10日、八百長や違法賭博の違反などで選手ら43人に国内サッカー関連活動永久禁止処分を下したことを発表した。

 CFAによれば2022年から公安機関と連携して国内リーグ等における違法事案の取り締まりを強化しているといい、これまで120試合で八百長などの違反を確認。すでに34人が懲役刑に処されているという。

 今回の発表によると中国スーパーリーグなどでプレーする地元の中国人選手のほか、八百長関連収賄罪の疑いで今年3月まで約10か月間拘束されていた元韓国代表のMFソン・ジュンホ(元山東泰山)など43人に国内活動の永久禁止処分が下されたことが明らかになった。

 CFAは加えて17人に対し、5年間の国内活動禁止処分を決定。今後も関係各機関と連携して「サッカー界の健全な発展のために清廉で良好な環境をつくっていく」と伝えている。