カペッロ氏が快勝したフランス代表戦を振り返る「トナーリが必要だった」CFに求めるプレーも提示

AI要約

イタリア代表は、UEFAネーションズリーグのフランス代表に3-1で勝利し、中盤の組み合わせが非常に重要であるとカペッロ氏が指摘している。

ルチアーノ・スパレッティ監督が採用した3バックシステムがうまく機能し、フラッテージとトナーリの存在がイタリア代表の鍵となっている。

フラッテージはチームメイトのためにスペースを作るプレーをし、次シーズンはインテルでも重要な役割を果たすことが期待される。

カペッロ氏が快勝したフランス代表戦を振り返る「トナーリが必要だった」CFに求めるプレーも提示

かつてローマやユヴェントス、イングランド代表などを率いたファビオ・カペッロ氏が、UEFAネーションズリーグのフランス代表 vs イタリア代表の一戦を振り返った。イタリア『Gazzetta dello sport』が伝えている。

イタリア代表は現地時間6日、UEFAネーションズリーグのフランス代表戦に臨んだ。開始14秒にブラッドリー・バルコラに先制点を奪われたものの、前半に同点に追いつくと、後半に2点追加し1-3と勝利を飾っている。

イタリア代表は近年、絶対的なフォワードを欠いているがカペッロ氏は中盤の組み合わせ次第で、それを解決できると考えており、次のように語っている。

「CFがあまりゴールを決めないのなら、チームメイトのためにスペースを作ることが不可欠だ。CFの近くでプレーするWGやスペースに走り込める中盤の選手がいれば、得点不足を克服することができる」

「(マテオ)レテギは金曜日の試合で大いに活躍をした。得点は挙げられなかったが、(ダヴィデ)フラッテージへのアシストは2点目を決める上で、不可欠なプレーだったし、他のシーンではチームメイトのためにスペースを作った。イタリアはフランスに対して当然の勝利を収め、ミスもなかった」

この試合で、ルチアーノ・スパレッティ監督は記者会見で明言した通り3バックシステムを採用した。そして中盤にはフラッテージとサミュエレ・リッチ、サンドロ・トナーリが3センターを形成した。カペッロ氏は今後もフラッテージとトナーリの存在がイタリア代表の鍵を握ると考えている。

「彼(フラッテージ)は、イタリアにとって欠かせない存在で、インテルにとっても非常に重要になるだろう。(シモーネ)インザーギ監督にはムヒタリアンとバレッラがいるが、ローテーションが予想される今シーズンは、多くのチャンスが与えられるだろう」

「トナーリの復帰は重要だった。彼、フラッテージ、リッチの3人がいることで中盤はよりダイナミックになった。ジョルジーニョには求められた激しさが欠けていたため、EUROではトナーリが必要だった」