永田啓二と平尾崇典が上位機を手にして優勝戦線に名乗り/ボートレース若松

AI要約

10日に開幕するボートレース若松の「ミッドナイトボートレース第42回日本財団会長杯」についての情報が紹介されている。

永田や平尾などの有力選手、上位機の活躍が期待されるが、注目される若手選手も存在する。

地元の新人・井上慧人や機歴簿を持つ向後龍一なども期待されている。

永田啓二と平尾崇典が上位機を手にして優勝戦線に名乗り/ボートレース若松

ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース第42回日本財団会長杯」が10日に開幕する。ドリーム戦は1号艇から永田啓二、平尾崇典、松崎祐太郎、小池修平、山本修一、村松修二という顔ぶれで、他にA1級は郷原章平、佐々木翔斗、板橋侑我らがいる。

次節が周年記念だが低調機シリーズではなく、上位機もたくさん使用される。その中でもとびっきりの上位機を手にしたのが永田と平尾の2人。どちらも前検から好感触というわけではなかったが、初日からパワーを引き出してくるのは間違いなく、優勝争いでも抽選時点で大きくリードした感がある。

小池はF2での参戦だが、前走地の浜名湖では予選中に7連勝をマークしており、F2だからといって評価は下げられない。板橋は選手になって初めてというF2。こちらは前走地で2本目を切ったばかりで、戦力が大きくダウンするかもしれない。

前検から好感触を得たのは向後龍一。「こんなにいいのは久しぶり」というほどの手応えだが、機歴簿を見て納得。向後の56号機は1月に菅章哉、6月に佐藤隆太郎が優勝しているが、最近は6人連続でB級が乗っており目立っていないだけの隠れ上位機。主力級が乗った時はほぼ上位パワーになっており、向後の感触も何ら不思議ではない。

なお、前検一番時計をマークしたのは地元133期でまだ未勝利の新人・井上慧人。事実上のエース機とも言うべき32号機だが、前節も中村将隆が道中でグングン追い上げていたレースを覚えているファンも多いだろう。前検の特訓でも上位機だらけの班の中で1艇身は突き抜けていたという。今節中に水神祭が達成されるかもしれない。