スペック最強は誰だ！？ 日本代表、最新メンバー能力値ランキング1位。帰ってきたのは最高！ フィジカル能力最強のベテラン
日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介
伊東純也の能力値トップに位置し、優れたフィジカルと突破力を持つ
伊東の得点力とクロス精度も高く、日本代表に貢献が期待される
中国代表とバーレーン代表とのFIFAワールドカップ26アジア最終予選に臨むサッカー日本代表のメンバーが発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難なことは承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。（成績、市場価値は9月6日現在。『transfermarkt』を参照）
1位：伊東純也（スタッド・ランス／フランス）
生年月日：1993年3月9日
市場価値：800万ユーロ（約12.8億円）
24/25リーグ戦成績：3試合1得点0アシスト
日本代表通算成績：55試合14得点19アシスト
伊東純也が9月の代表ウィークで、AFCアジアカップ2023の大会途中に離脱して以来の復帰を果たした。その復帰戦となった中国代表戦で63分から途中出場を果たすと、1得点2アシストの大車輪の活躍を披露。自らの能力の高さを結果で示した。
今回の能力値ランキングでトップに立った伊東の能力で最も高かったのが「フィジカル」の「94.8」である。誰が見ても明らかな縦へのスピードを武器に対峙した選手を抜き去り、それを何度も繰り返せるタフさとスタミナも彼の特長だ。
伊東の魅力は突破力だけではない。しっかりと得点にも絡める選手で、突破からの右足でのクロス精度は日本代表でも随一のものがある。中国代表戦でも前田大然のゴールを完璧なクロスでお膳立てした。「守備力」は「70.4」と彼の能力値では最も低い数値となったが、アタッカーで「70」以上の選手はほとんどいないのではないだろうか。今シーズンも開幕から間もないが、所属するスタッド・ランスですでに全速力でプレスバックしてボールを奪ったシーンもあり、伊東が日本代表に招集されていない間から使っている「3-4-3」のシステムにもハマると想定されている。
