「スタートから行けるような信頼感を」A代表デビュー高井幸大20歳の誓い。長友佑都は「自信がまだ顔に出てない」と発破

AI要約

20歳の高井幸大が日本代表デビューを果たし、今後の成長に期待が高まる。

チームメイトからは自信を持ち、エネルギッシュなプレーを期待されている。

バーレーン戦でも高井の活躍に期待が集まっている。

「スタートから行けるような信頼感を」A代表デビュー高井幸大20歳の誓い。長友佑都は「自信がまだ顔に出てない」と発破

 日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル『JFA TV』が9月8日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選に臨む日本代表に密着した「Team Cam」を公開。大きな一歩を踏み出した高井幸大(川崎フロンターレ)がさらなる飛躍を誓った。

 今夏のパリ五輪で抜群の存在感を示した20歳のDFは、今シリーズでA代表に初選出。5日の中国戦(7-0)で71分から途中出場し、早速デビューを果たした。

 森保一監督が試合後の会見で「練習内でも非常に存在感を持ってプレーしてくれているところは20歳とは思えない、落ち着きの雰囲気がある選手。今日もピッチに送り出す時にすごく笑顔で。『普通なら顔が引きつるところだよな』と思いながら送り出した」と称えたように、堂々たるパフォーマンスを披露したなか、高井はデビュー戦を改めてこう振り返った。

「楽しかったなという感じです。少し緊張しましたけど、落ち着いてやろうと思っていました。まだ1試合勝っただけなので、もっと拮抗した試合だったり、スタート(先発)から行けるような信頼感を得られることが大切かなと思います」

 やはり落ち着いた雰囲気で高井がそう語ると、長友佑都(FC東京)がカットイン。まもなく38歳の誕生日を迎えるチーム最年長は、192センチの後輩DFに「こんなポテンシャルあるんだからさ、こんなデカい。自信がまだ顔に出てない。もっとエネルギーを出さないと!」と熱いエールを送った。

 10日に敵地で行なわれるバーレーン戦でも高井に出場機会は訪れるか。若さとエネルギー溢れるプレーに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部