ダニ・オルモ、スペイン代表で負傷も大事には至らず…スイス戦は予防措置でメンバー外に

AI要約

RFEFは、スイス代表戦に向けてスペイン代表の選手背番号を発表し、負傷が懸念されていたオルモはメンバーから外れた。

オルモのケガは大きなものではなく、長期離脱は避けられる見込み。バルセロナでもケガ人が出ている状況の中、安心感が広がる。

オルモの欠場とペペルの背番号交代、さらにオヤルサバルのメンバー外れなど、スペイン代表の動きが明らかになった。

ダニ・オルモ、スペイン代表で負傷も大事には至らず…スイス戦は予防措置でメンバー外に

 RFEF(スペインサッカー連盟)は8日、同日に控えたUEFAネーションズリーグ・グループA4第2節のスイス代表戦に臨むスペイン代表の選手背番号を発表。負傷が懸念されていたMFダニ・オルモ(バルセロナ)はリストに含まれておらず、メンバーから外れた。

 オルモについては5日に行われた第1節のセルビア代表戦(△0-0)にスタメン出場していたものの、82分にFWホセル(アル・ガラファ/カタール)と交代。現地メディア『ムンド・デポルティーボ』によると、同試合にてオルモは右ひざを痛めており、状態が心配されていた。

 しかし、同メディアによると、RFEFが実施したメディカルテストにおいて、オルモに大きなケガは確認されなかったという。右ひざの問題は大きな打撲だったらしく、長期の離脱ともならない見込み。所属クラブのバルセロナでは、現在ケガ人が続出しているだけに、オルモの状態は一安心といったところだろう。このままの状態ならば、インターナショナルマッチウィーク明けの15日に控えたラ・リーガ第5節ジローナ戦にも問題なく出場できそうだ。

 スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、スイス代表戦の前日会見において、オルモの欠場を明言。予防措置として、スイス代表戦の出場は回避することとなった。なお、オルモはメンバーから外れたものの、チームメイトともに遠征には参加する模様だ。MFペドリ、FWラミン・ヤマル、FWフェラン・トーレスといった所属クラブの同僚と同じタイミングでバルセロナに戻ることとなる。

 オルモがセルビア代表戦で着用していた背番号「10」は、今回スペイン代表に初招集されたMFペペル(バレンシア)が継承。そのペペルがつけていた「5」は、セルビア代表戦でメンバーから外れていたDFダニエル・ビビアン(アスレティック・ビルバオ)が背負うこととなった。また、オルモと同様に、セルビア代表戦で負傷したFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)も今回はメンバーから外れている。