【オートレース】森且行、Ｇ１優勝戦は３着「うん！上出来でしょ！」次回特別Ｇ１へ手応え～伊勢崎ムーンライトチャンピオンＣ
オートレーサーの森且行は、第31回ムーンライトチャンピオンカップ最終日に3着でゴールし、充実の表情を見せた。
次回は山口県山陽オートレース場で開催される特別G1「プレミアムカップ」に出走予定で、完全復活を目指している。
森の躍進が期待され、目標設定も大きくなってきている。
オートレーサーの森且行（５０）＝川口・２５期＝は８日、群馬県伊勢崎オートレース場で開催されたＧ１「第３１回ムーンライトチャンピオンカップ」最終日・第１２Ｒ「優勝戦」に出走。１０メートルオープン戦の３枠からレースを運び、全国の超トップ級たちと上位争いを展開して見せ場十分のレースぶり。最後は力尽きたかのようにＶを決めた青山周平に突き放される形で３着でゴールした。
久々のタイトル獲得こそならなかったが、Ｇ１グレードで頂上を競い合い、やり切ったような充実の表情を作った。ロッカーへねぎらいの言葉を投げに来た若井友和（同期）からも、「よくやったよ！」と健闘ゴールを称えられ、爽快な笑みも見せた。「エンジンは４日目（準決勝戦１着）の方が良かったと思うよ。調整はしたんだけれど、やっぱり先の足がないんだよなあ。一杯になるので突っ込むと跳ねちゃうんです。それにしてもシュウヘイはすごいわ。彼のエンジンもそこまで良くはなさそうだったけれど、走るコースが全然違うもん。でもまあ、Ｇ１で３着できたし、車券にも絡めたし、うん！上出来でしょ～！」
次回は１９日から山口県山陽オートレース場で開幕する特別Ｇ１「プレミアムカップ」に出走を予定している。「評判のいい番号のタイヤが残っているし、雨でも降ってくれないかなあ」
今シリーズは２日目開催が落車事故の影響で中止となったが、初日、そして準決勝戦で１着ゴールをマークした。完全復活へ確実に歩を進めており、「プレミアムカップでは年末（スーパースター王座決定戦ＴＲ出場ポイント）をぜひ取りたい」とその目標設定もより大きなものとなってきた。これから秋シーズンを迎え、森の躍進はさらに勢いを増していく。
