ロッテ・佐々木朗希 制球定まらず…初回いきなり1失点 高部の美技&好返球に救われる 最速は159キロ

AI要約

佐々木朗希投手が楽天戦に先制失点しながらも最少失点で初回を終える。

佐々木は制球が定まらずピンチを招くも、ファインプレーで助けられる場面もあった。

佐々木は今季14試合で好投しており、15度目の先発登板ではチームの勝利に尽力したいと意気込んでいた。

 ◇パ・リーグ ロッテ―楽天(2024年9月8日 ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が8日、楽天戦(ZOZOマリン)に今季15度目の先発登板。制球が安定せず初回に先制を許した。

 初球は直球で155キロ。2球目にマウンドでバランスを崩すと、3球目の156キロ直球を小郷にうまく捉えられ、いきなり中前打を許した。2番・小深田には甘く入った2球目の154キロ直球を左中間方向にうまく流し打ちされたが、高部が最後はジャンプしながらキャッチ。ファインプレーに助けられた。

 しかし、制球が定まらない佐々木は、3番・辰己に四球を与え1死一、二塁のピンチを招く。4番・浅村は切れのあるスライダーで三振を奪ったが、続く鈴木大にはストレートの四球を与え1死満塁に。6番・渡辺に6球目の高めの直球を中前にはじき返され先制を許した。二走・辰己にもホームを狙われたが、高部の好送球でタッチアウト。何とか最少失点で初回を終えた。球数は28球、最速は159キロだった。

 佐々木は今季14試合に先発して7勝4敗、防御率2・25。前回8月30日のソフトバンク戦戦では7回3安打無失点と好投した。右腕は今季15度目の先発マウンドに向けて「とにかくチームが勝つこと。チームが勝つためのピッチングを心掛けて頑張ります」と意気込んでいた。