日本代表、7日に米国と対戦 PNC2連勝へゲーム主将・HO坂手淳史「勝つための準備をしてきた」

AI要約

日本代表と米国代表がアサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024で対戦。物理的な勝負を強調。

米国は体格が大きいが、日本は「超速ラグビー」で勝利を目指す。

日本代表は熊谷ラグビー場での試合に意気込み、勝利のための準備を整える。

日本代表、7日に米国と対戦 PNC2連勝へゲーム主将・HO坂手淳史「勝つための準備をしてきた」

ラグビーの日本代表(世界ランキング14位)は7日、「アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024」1次リーグB組の最終戦で米国(同19位)と対戦する。両チームは6日、会場の埼玉・熊谷ラグビー場で最終調整。ともに準決勝進出を決めており、ゲーム主将のHO坂手淳史(31)=埼玉=はフィジカル勝負の出来をB組1位突破の鍵に挙げた。

巨漢相手に真っ向勝負を挑む。冒頭のみが公開された練習で汗を流したゲーム主将のHO坂手が力を込めた。

「米国は体が大きい。フィジカルが大きな争点になる。そこを前面に出してアタック、タックルを見せていければ」

FW先発8人の平均体重で、日本の110・3キロに対し115・3キロと5キロも重い米国。昨秋のW杯出場は逃したものの、今大会は初戦でカナダを28-15で退けており、油断はならない。

日本はそのカナダを55-28で下した。コンセプトに掲げる「超速ラグビー」で8トライを奪った一方、集中力や運動量が落ちた後半は相手に反撃を許す時間帯があった。坂手は「プレッシャーがかかったときにどうするか。勝つための準備をしてきた」と、課題を糧に2連勝を狙う。

熊谷ラグビー場での日本代表戦は5年ぶり。坂手は所属するリーグワンの埼玉で、ホストゲームで使用している。「知っているグラウンド。持っているものを精いっぱい出したい」と1次リーグの1位突破に貢献する。(石井文敏)