東日本選抜、準優勝!! 東北勢も活躍 小笠原は主将でけん引 星は優秀選手に…ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会
東北からの選手が参加した第24回鶴岡一人記念大会で準優勝を果たす。
小笠原と星が活躍し、チームを引っ張るリーダーシップを発揮。
東日本選抜は準決勝で関西選抜を破るも、決勝で広島選抜に敗れる。
◆第24回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会(8月23~24日・鶴岡一人記念球場ほか)
各ブロックの選抜チームで戦う第24回鶴岡一人記念大会が行われた。東北からは東日本選抜に宮城仙南・小笠原悠吹、宮城仙北・星遥希(ともに3年)の2選手が参加。東日本女子選抜には寒河江・小松莉々姫、宮城中央・遠藤妃夏、庄内・瀬尾結衣(いずれも3年)の3選手が参加した。男女とも準優勝と躍進に貢献した。
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主将を務めた小笠原の声はガラガラだった。「自分の声でチームを盛り上げたかった」。立候補してキャプテンに就任。責任感が強い男が、大声でチームをまとめ上げた。
初戦の九州選抜戦では5回途中から登板も5番打者に被弾。それでも翌日の準決勝の関西選抜戦では先発し2回を無失点。打っても二塁打を放つ活躍を見せた。「打撃の調子は上がっていたので…」と有言実行の一打だった。
星は九州選抜戦で先発し“開幕投手”を務めた。「(先発は)当日の朝、言われました。ワンチャンあるかなと思っていたけれど…」と3回2失点ながら粘り強い投球を見せた。後藤均監督(64=横浜南・総監督)は「星はしっかり投げてくれた」と評価。
2人とも4試合中で予選リーグの中四国選抜戦を除く3試合に登板し、フル回転。星は優秀選手に輝いた。2年連続で決勝で敗れている宿敵・関西選抜へのリベンジに貢献して準優勝をつかんだ。
★東日本選抜の戦績
▽予選リーグ(23日・Balcom BMW Baseball Stadium)
九州選抜5―1東日本選抜
東日本選抜12―5中四国選抜=5回コールド=
▽準決勝(24日・ミツトヨスポーツパーク郷原)
東日本選抜10x―3関西選抜=6回コールド=
▽決勝(24日・鶴岡一人記念球場)
広島選抜28―4東日本選抜=5回コールド=