琴桜 取組中にヒヤリも調整順調「滑って土俵に埋まったかと思った」

AI要約

大相撲の大関・琴桜が足首を痛めながらも気持ちを切らさず取り組む姿を見せた。

夏巡業中の腰痛から回復し、秋場所に向けて調整を順調に進めている。

琴桜は、痛みに負けずに強い気持ちで稽古に打ち込んでいる様子が伺える。

琴桜 取組中にヒヤリも調整順調「滑って土俵に埋まったかと思った」

 大相撲の大関・琴桜(26)が3日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で小結・大栄翔らと計13番取った。相撲を取っている最中に左足首を痛めたのか、足を浮かせて苦悶(くもん)の表情を浮かべ、ヒヤリとさせる場面があった。だが約3分後には土俵へ戻り、そこから7番連続で取り、組み止めて一気に寄り切る鋭い出足も見せた。

 大事には至らず「全然大丈夫」と強調。「(足が)滑って土俵に埋まったかと思った。ビックリしただけ」と説明。夏巡業中は腰痛で十分な稽古が積めなかったが「その分取り返すというか、もう一回やろうと思ってできた」と調整は順調。秋場所(8日初日、東京・両国国技館)へ調子を上げてきた。