「今はこのチームで頑張っている」大谷翔平、エンゼルスからド軍と同様のオファーがあったらの問いに「されてはいないので」

AI要約

大谷翔平がDバックス戦で活躍し、史上初の記録を更新。

エンゼルスとの対戦を前に特別な思いを語る大谷。

大谷は現在のチームでの成功に集中し、将来の動向を明言せず。

「今はこのチームで頑張っている」大谷翔平、エンゼルスからド軍と同様のオファーがあったらの問いに「されてはいないので」

 ドジャースの大谷翔平が現地時間9月2日(日本時間3日)、敵地でのDバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数2安打3盗塁と活躍。チームも11‐6で勝利を収めた。

 この日はマルチ安打と自己最多タイの1試合3盗塁を決め、打って走って敵地で暴れまくった。本塁打こそ生まれなかったが、史上初の「44‐46」で盗塁の数を先に上回り、前人未到の記録へと突き進んでいる。

 ドジャースは明日からエンゼルスと敵地エンゼルスタジアムで2連戦を戦う。大谷にとってメジャー1年目から6年間在籍した古巣との対戦となる。

 大谷は米メディア『SportsNet LA』のXに投稿された試合後のインタビューで「もちろん今まで一番多くの時間を過ごした球場。自分にとって特別ですし、そのファンの人たちの前でプレーするのも特別なこと。一生懸命頑張りたいと思います」と答えていて、気持ちが高ぶらないはずはない。

 米メディアからは際どい質問もあった。「エンゼルスから(ドジャースと)同じような契約のオファーがなかったことについて感じることはありますか?」という問いには、大谷は「そこに関しては特にないです。むしろドジャースを含め、他の球団で自分を高く評価してくれた。エンゼルスどうこうよりは、高く評価してくれた球団に対してありがとうございますというところかなと思います」と語っている。

 大谷はエンゼルスが出した規定額で1年契約を提示できる「クオリファイング・オファー(QO)」を拒否しているが、仮にドジャースと同様のオファーがあった場合は残留する確率はどのくらいだったかを問われるとこう答えた。

 「どうなんですかね。実際に(オファーを)されてはいないので、たらればのことはここでは言えない」とし、「今はこのチームで頑張っているので。このチームでしっかりとワールドシリーズに勝つことを目標に頑張っているので、それでいいのかなと思います」と、心境を口にした。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]