【MLB】Wソックスが球団史上ワーストの107敗目を喫す わずか2安打で完封負け 今季3度目の10連敗

AI要約

ホワイトソックスは、メッツにわずか2安打で封じられて0対2で完封負けし、107敗目で球団史上最悪の記録を更新。

ホワイトソックスのクローシェが素晴らしいピッチングを見せ、球団タイ記録となる初回からの七者連続三振を記録。しかし、リンドーアの先制ソロを浴びて降板。

今季のホワイトソックスは10連敗以上を3度記録し、直近44試合は4勝40敗という悲惨な状況。シーズン106敗の球団ワースト記録を54年ぶりに更新し、シーズン120敗を超える可能性が高い。

【MLB】Wソックスが球団史上ワーストの107敗目を喫す わずか2安打で完封負け 今季3度目の10連敗

 日本時間9月2日、ホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドでのメッツ3連戦の最終戦を迎え、わずか2安打に封じられて0対2で完封負け。今季3度目の10連敗を喫し、シーズン107敗目で球団史上ワースト記録を更新してしまった。メッツ先発のショーン・マナイアは7回2安打無失点の快投で11勝目(5敗)を挙げ、3番手のエドウィン・ディアスは三者三振で16セーブ目を記録。ホワイトソックス先発のギャレット・クローシェは4回途中3安打1失点で10敗目(6勝)を喫した。

 ホワイトソックスは先発のクローシェが立ち上がりから素晴らしいピッチングを見せ、初回先頭から七者連続三振。これは1986年5月28日のジョー・カウリーと2016年9月30日のカルロス・ロドンに並ぶ球団タイ記録となった。しかし、4回表先頭のフランシスコ・リンドーアに29号先制ソロを浴び、球団による球数制限の影響もあって4回途中3安打1失点で降板。その後、リリーフ陣がメッツ打線を封じていたが、打線は唯一のチャンスとなった7回裏二死1・3塁の場面でミゲル・バルガスがレフトフライに倒れて得点を奪えず、9回表にはスターリング・マルテのタイムリー二塁打で追加点を奪われ、0対2で敗れた。

 今季のホワイトソックスは5月22日から6月6日にかけて球団のシーズン記録を更新する14連敗、7月10日から8月5日にかけてリーグ記録に並ぶ21連敗を喫しており、10連敗以上の大型連敗は今季3度目。特に直近44試合は4勝40敗という悲惨な状況になっており、1970年に記録したシーズン106敗の球団ワースト記録を54年ぶりに更新した。このままいくと、シーズン36勝126敗ペース。20世紀以降のワースト記録であるシーズン120敗(1962年のメッツ)を超える可能性は極めて高そうだ。