【F1】角田裕毅はリタイア レッドブルは次戦で首位陥落のピンチ 王者フェルスタッペンが6連敗 ルクレール優勝
RBの角田裕毅は接触事故に巻き込まれ、順位を下げた後、7周でリタイアを決断。3戦連続ノーポイントとなり、マシンにダメージを受けた。
勝者はフェラーリのルクレールで、今季2勝目を達成。マクラーレン勢が2、3位を獲得し、レッドブルはペレスも振るわず。
フェルスタッペンは6位に終わり、6戦連続の連敗。レッドブルはマクラーレンに迫る状況で、アゼルバイジャンGPに向けて大ピンチ。
◇1日 F1第16戦イタリアGP決勝(モンツァ)
RBの角田裕毅は序盤に接触事故に巻き込まれて順位を下げ、ペースを上げられぬまま7周でリタイアを決断した。リタイアは第5戦中国GP以来で、これで3戦連続ノーポイントとなった。決勝は16番グリッドからスタートしたが、ハースのニコ・ヒュルケンベルグに接触され、マシンにダメージを受けた。
フリー走行初日から不調だったレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は6位に終わり、第11戦オーストリアGPから続く連敗は「6」に伸びた。
優勝は地元フェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が飾り、第8戦モナコG以来の今季2勝目。マクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)、ランド・ノリス(英国)が2、3位で続いた。
レッドブルはセルジオ・ペレス(メキシコ)も8位と振るわず、コンストラクターズ(製造者)ランキングのトップこそ死守したものの、2位のマクラーレンに8点差に肉薄され、第17戦アゼルバイジャンGP(15日決勝)で首位陥落の恐れもある大ピンチに見舞われた。