イタリアGP予選でノリスが2戦連続PP&マクラーレン最前列!上位6台0.186秒以内大接戦の一方、不振レッドブル勢7-8…角田裕毅は16番手|F1

AI要約

2024年のF1イタリアGP予選が行われた。Q1では一部のチームがトラックに出てきて混雑を避けつつ走行。Q2ではタイムアタックが繰り広げられ、5台がQ3進出を逃す。Q3ではノリスがポールポジションを獲得する超大混戦の中、フェルスタッペンは7番手に。

ノリスがポールポジションを獲得し、マクラーレン勢がフロント・ローを独占。フェラーリ勢は4番手と5番手に入る。予選結果は0.186秒以内に6台がひしめく激戦だった。

フェルスタッペンは7番手に終わり、ペレスは8番手。アルボンとヒュルケンベルグが9番手と10番手で予選を終えた。

イタリアGP予選でノリスが2戦連続PP&マクラーレン最前列!上位6台0.186秒以内大接戦の一方、不振レッドブル勢7-8…角田裕毅は16番手|F1

2024年のF1第16戦、イタリアGP予選が現地時間8月31日行われた。

現地モンツァはフリー走行3回目、F2レース1と晴天のドライが継続となり、予選開始時刻時点で気温34℃、路面温度50℃となっている。

18分の予選Q1が始まっても、トラックに出てくるのは一部のチーム。高速特性のモンツァということもあり、混んでいる位置を避けながらチーム間で近い位置で走行するケースが散見された。

一通りアタックを終えて、残り3分を切って多くのドライバーがQ1ラストアタックへと出ていった。タイムアタック中にケビン・マグヌッセンがターン11のアルボレートでグラベルに飛び出し、イエローフラッグで他車のアタックが台無しになる場面もあった。

このQ1で15番手に届かなかったのは角田裕毅、ランス・ストロール、今回がF1デビューとなるフランコ・コラピント、バルテリ・ボッタス、チョウ・グァンユの5台だった。

角田は15番手の僚友ダニエル・リカルドに0.044秒及ばず。今季VCARBの予選当該成績はこれで角田10-6リカルドとなった。

続くQ2では、最初にユーズドのソフトでアタックに出るマシンが複数となり、Q2残り4分を切って新品ソフトに履き替え、ワンアタック勝負となった。

このアタックでQ3行きを逸したのはフェルナンド・アロンソ、リカルド、マグヌッセン、ピエール・ガスリー、エステバン・オコンの5台となっている。

トップ10のグリッドを決める12分間のQ3では、最初のアタックを終えてマクラーレン勢1-2、メルセデス勢3-4、フェラーリ勢5-6、レッドブル勢7-8と、上位勢4チームでタイム順が明確に分かれる状況となる。

そしてQ3のラストアタックでは各車新品ソフトを入れてトラックへと出ていった。結局最速タイムを塗り替えたのはランド・ノリスで、1:19.327で2戦連続、今季3度目のポールポジションとなった。2番手はオスカー・ピアストリで、マクラーレン勢のフロント・ローとなっている。

ジョージ・ラッセルが1:19.440で3番手に入り、4番手チャールズ・ルクレール、5番手カルロス・サインツと、フェラーリ勢が4-5だった。ルイス・ハミルトンは1:19.513で6番手。トップのノリスから6番手ハミルトンまで、6台が0.186秒以内にひしめく、超大混戦の予選結果となった。

ラストアタックでもレッドブル勢はタイムを伸ばせず。マックス・フェルスタッペンは予選Q2で出したタイムよりも0.360秒遅い1:20.022で7番手。僚友ペレスは8番手でレッドブルの2台が7-8となっている。

9番手アレクサンダー・アルボン、10番手ニコ・ヒュルケンベルグというタイム順で予選終了となった。