【西武】渡辺勇太朗が約2か月ぶりの2勝目「自分が連敗を止めるくらいの強気で」

AI要約

西武がロッテを8対0で完封勝利し、渡辺勇太朗が2か月ぶりの2勝目を挙げた試合で、先制点を許さないピッチングと打線の活躍が光った。

6回2死二塁で負傷退場したものの、渡辺は気持ちを込めて投球し、連敗をストップさせる貢献を果たした。

試合後、渡辺勇太朗は初めての雨の中でのお立ち台挨拶で笑顔を見せ、自身のパフォーマンスに満足の表情を見せた。

【西武】渡辺勇太朗が約2か月ぶりの2勝目「自分が連敗を止めるくらいの強気で」

◆パ・リーグ ロッテ0―8西武(29日・ZOZO)

 降りしきる雨の中、ヒーローは右手で傘をさし、左手でマイクを握ってお立ち台に上がった。「こんなの初めてです」。渡辺勇太朗はそうい言って笑った。

 ロッテ戦の連敗ストップへ、先制点は許せない。キレのある速球、変化球をテンポよく投げ込んで連打を阻むと、打線は初回に佐藤龍の先制2ラン、6回には古賀が2点二塁打を放って渡辺を援護してくれた。勝利投手の権利を手にしていた6回2死二塁でソトが放ったライナーが右足首付近を直撃。ベンチで治療を受けてマウンドへ戻ったが、投球練習で痛みを覚えて降板。「投げきりたかったのですが…。自分が連敗を止めるというくらいの気持ちで投げました」と約2か月ぶりの2勝目に表情を崩した。