土砂降りのZOZOマリンスタジアム9回に“3分中断”も強行再開!西武がついにロッテに勝利
西武がロッテを8-0で完封し、台風の影響で試合が一時中断される展開となった。
雨の中でも再開された試合で、西武は16連敗ストップを果たし、渡辺勇太朗が2勝目を挙げた。
試合中断や再開の様子、選手たちの動きなどが印象的な一戦だった。
◇パ・リーグ ロッテ0―8西武(2024年8月29日 ZOZOマリン)
台風10号の影響は最終回を直撃した。
西武8―0リードの9回、ロッテの攻撃。1死一塁で中村奨の打席で雨脚が強まった。
たまらず審判団が中断を宣告。球場スタッフがシートを準備し始めると同時雨脚が弱まった。
西武ナインはロッテ戦16連敗ストップ目前。急いで守備位置に戻り、審判団も約3分の中断で試合再開した。
ところが再び雨脚は強まり、今度は土砂降りの状態に。ホームベース付近は水たまりができた。
ロッテベンチでは角中が小さな傘を差して見守るほどだった。
最後は2死一、二塁となったが西武5番手の上田が茶谷を見逃し三振に仕留めてようやく試合終了となった。
2勝目を挙げた西武・渡辺勇太朗はビニール傘をさしてヒーローインタビュー。ソトの打球を右脚に当てて降板したが、「一度マウンドに戻ったとき西武ファンもロッテファンも暖かい拍手で迎えてくれた。ありがとうございました」と感謝した。