【西武】今季ロッテ戦17試合目でついに初勝利 4番佐藤龍世が先制2ラン 5投手で完封リレー
西武が今季のロッテ戦17試合目にして、初めて白星を挙げた。
佐藤龍世選手と古賀悠斗選手の活躍で西武が先制し、その後も中村稔投手と渡辺勇太朗投手が好投し、2勝を挙げた。
昨季に続きロッテ戦での勝利を挙げ、借金42で最下位に沈む西武が勝利を重ねる。
<西武8-0ロッテ>◇29日◇ZOZOマリン
西武が今季のロッテ戦17試合目にして、初めて白星を挙げた。
この日は初回、15年のサイ・ヤング賞左腕、ロッテ・カイケルから佐藤龍世内野手(27)が4号2ランを放って先制。6回には2番手中村稔から2死二、三塁のチャンスをつくり、古賀悠斗捕手(24)の2点適時二塁打で加点した。
先発右腕の渡辺勇太朗投手(23)も直球とカットボールを主体に要所を粘り、6回途中無失点で今季2勝目を挙げた。
借金42で最下位に沈む西武は、特にロッテには分が悪く、28日までの直接対決は0勝16敗。そのうち8試合は2点差以内の負けながら、得失点差はマイナス46。接戦で競り負けるか大敗するか、流れがつかめずにいた。3-4で敗れた前日28日も、2つのバッテリーミスがいずれも失点につながっていた。
西武がロッテ戦で勝利するのは昨年のシーズン最終戦、10月3日以来。シーズンの借金が12だった昨季も、ロッテに9勝16敗と大きく負け越していた。