【平和島ボート G3平和島レディースカップ 5日目】湯浅紀香 奇跡の初優出「ありがたいです」

AI要約

平和島レディースカップの5日目、準優勝戦が行われ、ベスト6メンバーが決定した。

湯浅紀香が立ち遅れを挽回し、初の優勝戦進出を果たすも、スタート遅れを悔やむ。

優勝戦に進出した湯浅紀香は、力を振り絞り初のファイナルへ挑む決意を示す。

【平和島ボート G3平和島レディースカップ 5日目】湯浅紀香 奇跡の初優出「ありがたいです」

 <平和島30日12R優勝戦>ボートレース平和島の「平和島レディースカップ」は5日目の準優勝戦3番勝負が終了して、ベスト6メンバーが出そろった。

 準優第2弾の11Rで、4コースカドの湯浅紀香(25=群馬)はコンマ77という、致命的な立ち遅れを喫したが、ターンマーク際をクルッと回ると、バック2番手に浮上。

 そのまま2着を守り、2021年12月14日に多摩川でデビューしてから2年8カ月で初の優勝戦進出を果たした。 「スタートの時に考え過ぎて…。やらかしてしまいました」。レース後はうれしさよりも、スタート遅れをひたすら猛省していた。

 それでも「出足、回り足は上位。伸びも下がらないのでいい。回転が合えば乗りやすさもあります」と相棒の25号機は実戦向きに仕上がっている。

 優勝戦(30日)は5号艇。「優出できたことはありがたい。展開を逃すことなく自分のターンをして、少しでも上の着を獲りたい」と持てる力を振り絞って、初のファイナルへ挑む。