横綱・照ノ富士が稽古総見を欠席 糖尿病と膝の負傷のため 八角理事長「仕方ない」 貴景勝も姿見せず
横綱・照ノ富士は、稽古総見欠席の理由が糖尿病と膝の負傷であることが明らかになった。
貴景勝も首の負傷を理由に稽古総見を欠席し、大関復帰を狙っている。
関係者は照ノ富士や貴景勝の早い回復を願っており、期待を寄せている。
大相撲秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)を前にした横綱審議委員会による稽古総見が29日、国技館内の相撲教習所で行われた。先場所で10度目の優勝を飾った横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)は、糖尿病と膝の負傷のため欠席した。
八角理事長(元横綱・北勝海)は「体調が悪いから仕方ない。まだ1週間ぐらいあるから、立て直してくれると思っている」と話した。所用のため欠席となった横審の山内昌之委員長に代わり、取材に応じた都倉俊一委員は「残念です」とする一方で、「本当に我々としてはもう本当に長持ちしてほしいというふうに願うしかないです」と理解を示した。
また1場所での大関復帰を狙う関脇・貴景勝(常盤山)も慢性的に痛みを抱える首の負傷を理由に欠席した。都倉委員は「10勝で復帰してほしいと願っています」と話した。