【名場面プレイバック映像・フジサンケイクラシック Vol.4】金谷拓実・神がかったパットで賞金ランキング1位に返り咲き!(2023年・第51回大会)
第51回フジサンケイクラシックの大会概要と注目選手である金谷拓実の優勝劇を紹介。
金谷拓実が富士桜カントリー倶楽部の難コースを攻略し連覇を狙う姿を描く。
今年の大会も熱い戦いが期待される。
日本男子ゴルフのツアー制度が始まった1973年に創設され、半世紀にわたり数多くの選手が激闘を繰り広げてきたフジサンケイクラシック。
この大会から生まれてきた時代のヒーローたち。彼らの名シーンを振り返る!
◇金谷拓実◇
第51回大会(2023年8月31日-9月3日)
<富士桜カントリー倶楽部(山梨県・富士河口湖町)7,424ヤード・パー70>
富士桜にコースが移って19回目のこの年は「イン」と「アウト」が入れ替わり、さらに15番ホール(旧6番)が パー5からパー4となったことで「7,424ヤード・パー70」というコースセッティングに。
パー70として国内ツアー史上最長の距離となった。
2019年にはアマチュア世界ランキング1位の経験もある東北福祉大学出身、当時25歳の金谷拓実。
大学の先輩でもある片岡尚之と1打差、トータル5アンダーの単独首位で迎えた最終日、富士山を望むロングホールの15番はラインを読み切って13番から連続のパーセーブ。力強いガッツポーズを見せる!
続く16番は池とバンカーに囲まれたショートホール。ティーショットはグリーンをとらえることができずピンチを迎えるが…ここも冷静に決めて連続パー。
17番はグリーン外から上りの超ロングパットを決めバーディー!この日好調のパッティングが冴えわたる!
そして迎えた最終18番。
本人も「パットに助けられていいプレーができた」と優勝インタビューで語ったが、決して簡単とは言えない3メートルのパーパットを抜群の安定感で決め、他を圧倒!
唯一、4日間全て60台をマークし実力を魅せつけ、 2位に4打差、4バーディー・1ボギーの「67」、トータル8アンダーで逃げ切り、国内2勝目、ツアー通算5勝で第51代王者となった。
今年も12番グリーンが大きく改修されるなど、年々進化を遂げる富士桜カントリー倶楽部。
「磨き抜かれた真のモンスターコース」を攻略し金谷拓実は大会連覇を狙う!
<トータル8アンダー・272(68-68-69-67)>
怪物攻略、そしてHEROへ!今年のフジサンケイクラシックも富士桜で熱い戦いが繰り広げられる!