巨人が4連勝 ブレーク中の浅野が2ランで先導 前夜は好機で凡退も「最高の結果」

AI要約

巨人は高卒2年目の浅野のホームランで先制し、4連勝の先導を果たす。

打点を重ねる勝負強さを見せる浅野がチームを勢いづける。

広島との首位攻防戦での活躍を通じて、19歳の浅野がチームを引っ張る姿勢を示す。

巨人が4連勝 ブレーク中の浅野が2ランで先導 前夜は好機で凡退も「最高の結果」

つかんだ尻尾は離さない。巨人は投打がかみ合い、首位広島とのゲーム差なしを死守。4連勝の先導役を務めたのはブレーク中の高卒2年目、浅野だった。

0-0の三回2死三塁、左翼席上段へ先制2ラン。ヤクルトの先発サイスニードの落ち球をとらえた感触は、「完璧でした」。打った瞬間、左手のバットを高々と突き上げた。

悔しさを力に変えた。27日のヤクルト戦では六回の好機で、前を打つ丸が申告敬遠された後に凡退。「きょうはなんとかチャンスをものにしたかった。最高の結果になってよかった」と3試合ぶりの一発でチームを勢いづけた。

20日からの広島との首位攻防3連戦では全試合で打点を挙げるなど、ここぞの勝負強さが頼もしい。「優勝争いしている中で使ってもらっている。できないじゃなくてやらないといけない」と強い自覚をにじませる19歳がチームを押し上げる。(川峯千尋)