混戦セ・リーグ 勝負の “ヤマ場” は? 1位・広島カープ は2位・巨人 3位・阪神と9/10~14連戦 天谷宗一郎さん「水・木3週ヤクルト戦」も要警戒
広島カープの週末の試合結果と今後のスケジュールについて話し合われました。週間で3勝3敗という成績を収めているチームに注目が集まっています。
解説者は、カープの勝負どころを9月の対戦相手とローテーションなどから見極め、特にヤクルトとの3連戦を重要視していました。
カープは首位を走っている中、投手戦が予想されるドラゴンズ戦に向けて、チーム一丸となって勝利を目指す必要があるとの意見が述べられました。
石田充 アナウンサー
週末、広島カープは8カードぶりの負け越しでしたが、1週間で見ると3勝3敗ということでした。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
そうですね。チーム一丸で戦っているなという試合がずっと続いています。
石田充 アナウンサー
新井監督は「まだ勝負どころは先」ということを言っているんですが、では、どこなのか?見ていこうと思います。まずはカープの今後のスケジュールです。
残り33試合、6週にわたっての戦い、天谷さんはどこが “勝負のヤマ” だと思われますか?
天谷宗一郎 さん
休みが5日しかない。ぱっと見たとき、きついなと思いました。ふつうに見たら、“ヤマ” は、この9月9日の週のジャイアンツ戦(9/10火・11水・12木 マツダスタジアム)・タイガース戦(9/13金・14土 甲子園)なのかなと思いますよね。
田村友里 キャスター
ああ。2位・3位対決…
天谷宗一郎 さん
ただ、ぼくが注目しているのは、ここなんです。3週、ヤクルト戦(9/18水・19木 神宮・25水・26木 マツダスタジアム・10/2水・3木 神宮)。
なぜかというと、ヤクルトに対して分がいいんですけれども、ここ2つ(9/18・19)負けてしまうと、ローテーション的(水・木)に同じピッチャーがまた来てしまう。
青山高治 キャスター
ほう…
天谷宗一郎 さん
だからこそ、しっかり勝ち切って、嫌なイメージを最後まで植え付けたまま、戦っていきたいところなんじゃないかなと思います。
青山高治 キャスター
なるほど。
石田充 アナウンサー
ヤクルト相手に今シーズン、マツダスタジアムで7戦全勝と相性がいいんですが、このあたりを天谷さんは勝負のヤマ場と見ています。
天谷宗一郎 さん
あっ。ヤマはここ(巨人戦・阪神戦)ですよ。
石田充 アナウンサー
こっち(巨人戦 9/10火・11水・12木・阪神戦 9/13金・14土)ですか。(3週のヤクルト戦は)ヤマ、プラスアルファのヤマですね。
首位を走っているカープは、27日からバンテリンドームでドラゴンズとの3連戦です。
天谷宗一郎 さん
相手が 髙橋宏斗 投手。
石田充 アナウンサー
防御率0点台の髙橋投手と1点台の 森下暢仁 投手が投げ合います。投手戦になりそうですね。
天谷宗一郎 さん
そうですね。投手戦は覚悟だと思うので、ワンチャンスをしっかりとカープのみんなで束になって取りに行ってほしいなと思います。