日本ハム、パ今季最多の8度目引き分け 新庄監督、斎藤友の”自作自演”の万歳ポーズに「吉本だったらズッコケるところ」

AI要約

日本ハムは楽天との試合で延長12回まで行き、8度目の引き分けを記録した。

新庄剛志監督は、試合後に両チームの粘り強さを称賛し、楽しさを感じたとコメントした。

救援右腕の斎藤友が11回の絶体絶命のピンチを無失点で切り抜け、マウンドで万歳のポーズを見せる活躍をした。

日本ハム、パ今季最多の8度目引き分け 新庄監督、斎藤友の”自作自演”の万歳ポーズに「吉本だったらズッコケるところ」

◇27日 日本ハム3―3楽天(エスコンフィールド北海道)=延長12回

 日本ハムが延長にもつれ込んだ後の11回に無死満塁の絶体絶命のピンチを無失点で切り抜け、パ・リーグでは今季最多の8度目の引き分けでしのいだ。

 「お互いにいい粘りでしぶとかった。疲れを通り越して楽になって…。最後はどうなるんだと。きょうは楽しかったです」と新庄剛志監督は試合後に大きく息をついた。楽天戦の延長戦はこれで6試合目だ。

 11回に7番手で登板した救援右腕の斎藤友が”自作自演”した。先頭の鈴木大に中前打を許した直後に送りバントの打球を二塁に悪送球。続く小郷にも一塁へ内野安打とを打たれ、大量失点も辞さない窮地を迎えた。ところが後続3人を速球で見事に打ち取り、マウンド上で思わず万歳のポーズだ。

 指揮官もこれには指をさして大笑いし、「ベンチで大爆笑。(あのポーズは)ちゃうわ~。吉本(新喜劇)だったらズッコケるところ」と腹を抱えた。