【日本ハム】レイエス外野手 新庄監督の〝予告〟通りブルペンで投球練習

AI要約

日本ハムの助っ人外野手、フランミル・レイエスが指揮官の予告通りにブルペンで投球練習を行う

新庄監督はレイエスの実戦登板を否定しつつも、可能性をにおわせる発言を繰り返す

レイエスは緊張しながらも実戦登板には積極的な姿勢を見せる

【日本ハム】レイエス外野手 新庄監督の〝予告〟通りブルペンで投球練習

 指揮官の予告通りだった!? 日本ハムの助っ人フランミル・レイエス外野手(29)が27日、本拠地エスコンフィールド内のブルペンで捕手を座らせ、10球を投げ込んだ。

 レイエスは外野手登録だが、25日に新庄剛志監督(52)が自身のインスタグラムで27日の楽天戦での〝先発〟を予告。カブス時代に登板したレイエスの動画をアップしたことから「本当に投げるのではないか」と球界関係者やファンを驚がくさせていた。

 ただ、新庄監督はこの日の試合前にインスタ発言の真相を告白。「〝先発登板〟って(インスタに)書いてないでしょ。何も『投げさせる』とは書いてないから」と語り「こんな大事な時期にあるわけないでしょ」とし、レイエスの実戦登板を完全否定した。

 それでも指揮官は「仮の話」として「1―15でウチが負けてたり、ピッチャーを使いたくなかったら上川畑君に投げさせる。モーレ(レイエス)でもいいけどね」とも続け、不敵な笑みを浮かべながら改めてレイエスの実戦登板の可能性をにおわせた。

 また、140キロ台の直球に加えブルペンでスライダー、フォーク、シンカーを含め計10球を〝本当に〟投げ込んだレイエスは投球練習後「ただの遊びだよ」としながらも新庄監督の突然の予告には驚いていた様子。「監督のインスタを見た時はボス(新庄監督)の言っていることが、僕も本当のことなのかどうかわからなかったので、すごく緊張していた。今日、来る時も緊張していたよ」と爆笑しながら自身の心情について語った。

 その上で実戦登板に関しては「ボスには『準備できてますよ』って(メッセージを)返信したので。もしリリーフ陣を休ませてあげられる場面ならもちろん自分は投げられる」と述べ、まんざらでもない様子だった。