【武雄競輪(ナイター)FⅡ】井迪「武雄って暑過ぎませんか?」 それでもHS前捲りで11秒8の好タイム

AI要約

ガールズ予選1の7Rでは、奥井迪がパワーを爆発させて豪快な捲りで勝利。

猛暑の中、参戦する奥井は前回よりも脚の感じが良く、気持ちを高めながら激闘を続ける。

他の選手も活躍し、川本恵二や田中和磨も注目の戦いを見せている。

【武雄競輪(ナイター)FⅡ】井迪「武雄って暑過ぎませんか?」 それでもHS前捲りで11秒8の好タイム

<27日・武雄競輪・初日>

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 ガールズ予選1の7Rは、奥井迪が自慢のパワーを爆発させた。内をすくって先行した加藤恵をHS前5番手から豪快に捲り、追走した野口諭実可の逆転を許さなかった。

 上がりタイムは破格の11秒8。「えぇ? 本当ですか?」と口をあんぐりさせたが、「練習をあまりやってこなかったのが良かったのかな」と自分なりに分析した。

 前回から中4日で猛暑の続く当地に参戦。「関東は少しずつ気温が下がってきていたのに、武雄って暑過ぎませんか?」と苦笑いしたが、「前回よりも脚の感じはいい」と状態面に対しては及第点を与えた。前検日時点で賞金ランク7位。一戦一戦、気持ちを高めながら激闘を続行する。

▼2R(川本恵二)5月の落車で直近成績は66.10点までダウンも、前期は73.42点を稼いだ実力者。九州が割れて吉田悟の番手が回ってきた幸運をモノにする。1―2=347。

▼11R(田中和磨)初日は冨尾享平のブロックを乗り越えて捲り快勝。手応え十分の一撃が準決でも爆発すれば3―4―127。