【全英女子OP】古江彩佳が滑り込み予選通過 最終18番で3メートルパット決め通算4オーバー

AI要約

古江彩佳が最後の18番でのバーディーで予選通過を果たす。

前半は2バーディーを含む好調なプレーを見せるも、後半に連続ボギーを喫する。

古江は今大会での上位進出に向けて、スコアを伸ばすことが重要。

<米女子ゴルフツアー:AIG全英女子オープン>◇第2日◇23日◇英セントアンドルーズ・オールドコース(6784ヤード、パー72)

 3オーバーから出た古江彩佳(24=富士通)が、最後の粘りで予選通過をつかんだ。

 通算5オーバーで迎えた最終18番パー4。第2打をピン奥からバックスピンをかけ約3メートルに寄せた。下りのスライスを見事に沈め、笑顔。カットラインだった4オーバーにギリギリ滑り込んだ。

 前半9ホールを2バーディー、ノーボギーとスコアを2つ伸ばした。だが10番でティーショットが深いバンカーに入り、2打目は出すだけに。ピンまで151ヤードが残る3打目でグリーンをとらえたが、ピンまで5メートル以上が残った。パーパットを決められず、この日初めてのボギー。12番は左の深いラフにはまったが、2打目をグリーンに乗せバーディーチャンスに付けた。バーディーパットはわずかに届かずパー。13番も1打目を深いラフに入れたが、2打目をしっかりグリーンに乗せ、パーをセーブした。14、15番と連続ボギー。さらに17番パー4も第2打がグリーンに乗らずボギー。土壇場に追い込まれた中、18番で意地は示した。

 古江は7月のエビアン選手権を制し、メジャー2戦連続制覇を狙う。まずは、残り2日間で、1つ1つスコアを伸ばすしかない。