羽田太河、全日本ロード第6・7戦にAstemo Honda Dream SI Racingより代役参戦。渡辺一馬は最終戦で復帰目指す

AI要約

全日本ロードレース選手権に参戦中のAstemo Honda Dream SI Racingのライダー、渡辺一馬が怪我により2戦を欠場することが発表された。

代役には羽田太河が起用され、渡辺の復帰は最終戦の鈴鹿を目指す。

同時に、アジアロードレース選手権にも作本輝介が怪我による欠場の代役として参戦することが明らかになった。

羽田太河、全日本ロード第6・7戦にAstemo Honda Dream SI Racingより代役参戦。渡辺一馬は最終戦で復帰目指す

 8月22日、全日本ロードレース選手権に参戦しているAstemo Honda Dream SI Racingは、ST1000クラスのに出場している渡辺一馬が第6戦オートポリスと第7戦岡山に欠場することを発表。代役には羽田太河を起用する。さらに、アジアロードレース選手権(ARRC)の第5戦マレーシアに作本輝介も、代役として出場することが同時に明らかとなった。

 渡辺は、全日本ロードのST1000クラスに参戦を開始した2021年から2023年までチャンピオンに輝き、3連覇を達成している。今シーズンもチャンピオンナンバーの1をつけてエントリーしているが、第2戦もてぎで行われた公開テスト初日に激しくクラッシュ。

 その後ドクターヘリで運ばれ病院で検査を受けた結果、左鎖骨の粉砕骨折と左肋骨を1本折るという怪我を負った。そのあと約2カ月間の入院生活を経て6月6日に退院したことも報告されていた。入院中には体重は10kgほど落ちてしまったようだが、復帰に向けてリハビリにも取り組んでいたとのことだ。

 しかし、渡辺の左鎖骨の状態が未だ思わしくない状態のようで、引き続き欠場することを余儀なくされてしまった。そのため9月7~8日の第6戦オートポリス、9月28~29日の第7戦岡山には羽田が代役として起用される。

 羽田はロードレース世界選手権のMoto2クラス、アジアロードレース選手権(ARRC)での経験があるライダーだ。Astemo Honda Dream SI Racingからは2022年と2024年に鈴鹿8耐にも参戦したことがある。そんな羽田が自身初となるST1000クラスで、渡辺の代役として2戦しのぎを削ることが決まった。

 渡辺は10月26~27日に鈴鹿サーキットで開催される全日本ロードの最終戦となる第8戦鈴鹿での復帰を目指すという。

 さらに、9月14~15日に実施されるアジアロードレース選手権の第5戦マレーシアに作本輝介がパサウィット・ティティワララックの代役として参戦することも同時に発表された。ライダーのティティワララックは、鈴鹿8耐の事前テストで転倒して負傷し、第4戦インドネシアに続き欠場となるとのことだ。

[オートスポーツweb 2024年08月27日]