岡「本当にうれしい」 地元岡山で3冠報告―パリ五輪体操男子

AI要約

パリ五輪で3冠を達成した岡慎之助選手が帰郷し、小中学生の体操教室で報告会に出席。

岡選手は美しい体操を学んだ経験を振り返り、来年の世界選手権でもメダルを目指す意気込みを示す。

県庁で県民栄誉賞を受賞した岡選手は、次の挑戦に向けて気持ちを新たにしている。

 パリ五輪の体操で日本勢男子52年ぶりとなる3冠を達成し、計四つのメダルを獲得した岡慎之助選手(20)=徳洲会=が26日、五輪後初めて出身の岡山市に帰郷し、小中学生の頃に鍛錬した体操教室での報告会に臨んだ。

 「みんなに囲まれ、メダルを見せられたことが本当にうれしい」と喜びを語った。

 教室には7年間通ったという。当時について「美しい体操、を指導されてきた。みんなより練習をやってきた積み重ねで、ここまでくることができた」としみじみ。「来年の世界選手権でもメダルを取りたい」と意気込みを示し、2028年ロサンゼルス五輪に向けて「挑戦者の気持ちを忘れず、次も目指していきたい」と抱負を述べた。

 岡選手は同日、県庁を訪問。県民栄誉賞を授与された。