カブス・誠也 2連発4打点で今永を援護 史上初日本投手が勝った試合で日本野手が3長打

AI要約

カブスの鈴木が2打席連続本塁打を放ち、今永を援護した。初回に先制ソロを含む2本塁打を記録。右腕ベジョソからの2発には「高めのボール球にも、気持ちを込めて振った」とコメント。

鈴木は8試合ぶりに守備に就いて、今永の投球を支えた。試合後には「援護できて良かった」とコメントし、打席の入り方についても言及。

日本野手が日本投手の勝ち投手試合で3長打を放つ史上初めての出来事となった。鈴木は4打点を記録し、個人としても好調を維持している。

カブス・誠也 2連発4打点で今永を援護 史上初日本投手が勝った試合で日本野手が3長打

 ◇ナ・リーグ カブス14―2マーリンズ(2024年8月24日 マイアミ)

 カブス・鈴木が2打席連続本塁打で今永を援護した。初回に高めの速球を叩いて昨春WBCの準決勝メキシコ戦でヤクルト・村上のサヨナラ打が直撃した中堅左のフェンスを越える先制ソロ。3回無死一塁からは左中間へ、446フィート(約136メートル)の特大18号2ランを運んだ。いずれも右腕ベジョソから放ち、1試合2発は昨年5月17日のアストロズ戦以来、3度目で「高めのボール球にも、気持ちを込めて振った」と話した。

 8試合ぶりに右翼の守備にも就いて今永の投球を見守り「さすがに疲れてるかなと見て思っていたので、援護できて良かった」とホッとした様子。「ここ最近、打席の入り方は良かった。今日はたまたま結果が良かった」と謙遜したが、7回2死二塁からは右越え三塁打で4打点目。日本投手が勝ち投手となった試合で、日本野手が3長打を放つのは史上初めてとなった。