大谷翔平「40―40」達成で前人未到の「43―43」は完全に射程圏、さらに夢の「50―50」ペースもクリア

AI要約

大谷翔平選手が地元のレイズ戦でサヨナラ満塁アーチを含む40号本塁打を達成し、メジャー史上6人目の40本塁打40盗塁を達成した

打球の速度や角度、他の選手の記録と比較したデータなどが話題となっている

チーム126試合目での40-40のペースが51.4とされ、シーズン通算での記録が期待されている

大谷翔平「40―40」達成で前人未到の「43―43」は完全に射程圏、さらに夢の「50―50」ペースもクリア

◇23日(日本時間24日)MLB ドジャース7―3レイズ(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手(30)は地元のレイズ戦で9回にサヨナラ満塁アーチ。4回は今季40盗塁目の二盗を成功させており、メジャー史上6人目の「40本塁打、40盗塁」を達成した。

 3―3と同点の9回2死満塁。大谷が左腕ポシェの初球、外寄り低め84・3マイル(約136キロ)のスライダーを捉えた打球は、センター右のスタンド最前列に飛び込むサヨナラ満塁弾。これが40号で、記念すべき「40―40」を達成する一本となった。

 打球初速105・1マイル(約169キロ)、射出角度35度。

 サラ・ラングス米野球データアナリストは「大谷翔平は『50本塁打、50盗塁』ペース。この組み合わせを達成した者は過去に誰もいない。本塁打と盗塁の両方で記録した最高の数字は『42―42』だ。1998年(マリナーズ)のアレックス・ロドリゲスが『42発、46盗塁』でマークしている」とX(旧ツイッター)で記した。

 チーム126試合目での「40―40」は、シーズン162試合に換算すればアーチ、盗塁ともにペースは「51・4」となる。(写真はAP)