鈴木誠也、チームトップ33度目マルチ安打で勝利に貢献 カブスは借金あと1、今永昇太先発の次戦で80日ぶり勝率5割なるか

AI要約

カブスの鈴木誠也外野手が3安打を放ち、チームの勝利に貢献。カブスは借金1を減らし、6月以来の5割復帰が可能性として浮上。

鈴木誠也は3試合連続安打を記録し、今季33度目のマルチ安打を達成。最後の椅子であるワイルドカード3位のブレーブスとのポストシーズン争いも激化中。

次戦には今永昇太投手が先発予定。今永は9勝3敗の成績で、10勝目に挑む。チームは復調の兆しを見せており、8勝目を目指す。

鈴木誠也、チームトップ33度目マルチ安打で勝利に貢献 カブスは借金あと1、今永昇太先発の次戦で80日ぶり勝率5割なるか

◇23日(日本時間24日)MLB マーリンズ3―6(マイアミ)

 カブスの鈴木誠也外野手(30)は、敵地のマーリンズ戦で4打数2安打、1四球1得点。3試合連続安打、チームトップの今季33度目マルチ安打で勝利に貢献した。カブスは借金「1」(64勝65敗)までこぎ着けた。

 鈴木は3回の第2打席で外角低めの直球をジャストミート。中堅フェンス上部直撃の二塁打は、あと50センチで17号という大飛球だった。8回は内角高め156キロのシンカーにバットを折られながら、詰まった打球が一、二塁間に転がる幸運なヒット。さらにパレデスの二塁打で決勝のホームを踏んだ。

 チームは直近14戦8勝目と復調気配で、64勝65敗。今永昇太投手(30)を先発マウンドに送る翌24日の同カードを制すれば、6月5日(31勝31敗)以来、実に80日ぶりで勝率5割に復帰する。ポストシーズン争いでも、最後の椅子であるワイルドカード3位のブレーブスに5・5ゲーム差と土俵際で踏ん張っている。

 今永は9勝3敗、リーグ4位の防御率3・11。メジャー挑戦1年目で2桁10勝目への挑戦は、今回が『3度目の正直』となるか。登板試合はチーム勝率・739(17勝6敗)を誇る。(写真はAP)