パラ選手向けに選手村を衣替え 食堂の席数減らしスペース確保

AI要約

パリ・パラリンピックの選手村が24日に報道陣に公開された。食堂はパラアスリート向けに衣替えし、500席を減らして3千とした。

食堂では車いす選手や視覚障害選手が通行しやすいよう配慮されており、食器提供台は低く設定されている。

宿泊棟には車いす利用者用の浴室や車いすや義肢装具の修理センターが設けられ、100%バリアフリーの仕様となっている。

パラ選手向けに選手村を衣替え 食堂の席数減らしスペース確保

 【パリ共同】パリ・パラリンピックの選手村が24日、報道陣に公開され、食堂は車いす選手や視覚障害選手が通行しやすいようスペースを確保するため、席数をパリ五輪から500減らし、3千とするなどパラアスリート向けに衣替えした。

 食器を提供する台は低く設定。宿泊棟の一部には車いす利用者用の浴室を導入した。車いすや義肢装具の修理センターもあり、大会組織委員会の担当者は「誰もが利用しやすい、100%バリアフリーの仕様となっている」と強調した。