J1アビスパ福岡、7戦ぶりの勝利ならず G大阪から2度リード奪うも悔しいドロー

AI要約

失点してはいけない時間帯に追いつかれての悔しいドローとなる。

新加入選手の池田が負傷交代する厳しいアウェー戦。

攻守に精彩を欠きつつも、上位チームと互角に戦う地力を示す。

J1アビスパ福岡、7戦ぶりの勝利ならず G大阪から2度リード奪うも悔しいドロー

 ◆明治安田J1第28節・G大阪2―2福岡(24日、パナソニックスタジアム吹田)

 特に失点してはいけない時間帯だった。1点リードの後半3分。右サイドからのクロスをG大阪の坂本に頭で合わされた。前節新潟戦も後半4分の失点で敗れ長谷部監督は「ああいう時間で失点すると流れを引き戻すのは難しい」と注意していたが、同じタイミングで追いつかれての悔しいドローとなった。

 7戦ぶりの勝利を目指し、新潟戦からスタメンを5人変更。J1町田が期限付き移籍で加入した池田が移籍後初出場したが、前半10分すぎに左脚を負傷して交代を強いられた。

 3万人超のG大阪サポーターに囲まれたアウェー戦で厳しい戦いを強いられるなか、紺野がドリブル突破でPKを獲得し、前半22分に自ら蹴って先制。直後に追いつかれながら、同32分にはセットプレーから宮が頭で押し込んだ。

 7戦ぶりの白星はつかめなかったが、攻守とも精彩を欠いた新潟戦とは違い、4バックの布陣から仕掛けるプレスも機能。上位につけるG大阪と互角に渡り合う地力は示した。