ダルビッシュ有 IL入りでチーム合流「僕がいない間の方が調子がよかったので…」

AI要約

右肘痛で15日間の負傷者リストに入っていたパドレスのダルビッシュ有投手がチームに復帰して合流した。

ダルビッシュは長い間離脱していたが、チームメートと再会し笑顔でハグを交わした。

シーズン中に左足付け根の張りと家庭の事情で制限リスト入りしていたダルビッシュは、再び戦列に復帰することに喜びを表現した。

ダルビッシュ有 IL入りでチーム合流「僕がいない間の方が調子がよかったので…」

 制限リスト入りしてチームを離脱していたパドレスのダルビッシュ有投手(38)が23日(日本時間24日)、チームに合流した。右肘痛のため、15日間の負傷者リスト(IL)に入り、帯同しながら復帰に向けた調整を進める。

 チームメートと顔を合わせたダルビッシュは「長い間遠ざかっていたので少し緊張したけど、みんなと笑顔でハグをし、そんな気持ちがすぐ吹き飛んだ」と笑顔を見せた。離脱の理由は避けたが「この2か月、AJ(ブレラーGM)が選手とGMという関係ではなく、友人のような存在で、とても支えになってくれた。理解と思いやりがあり、感謝してます。(制限リストで)チームを去るのは難しい決断でした、物事は時々複雑になることがある。でもまたフィールドに戻ってこられてよかった。今日は素晴らしい日です」と現地メディアに心境を話した。

 今季は11試合に登板して4勝3敗、防御率3・20。6月1日(同2日)に左足付け根の張りで戦列を離れ、7月6日(同7日)に家庭の事情を理由に制限リスト入りしていた。チームはナ・リーグ西地区3位に踏みとどまり、ワイルドカード争いもポストシーズン進出圏内につけている。ダルビッシュは「僕がいない間の方が(調子が)よかったので、帰ってくるかどうか迷った」と笑わせたが、シルト監督は「復帰できるなら先発ローテーションに入るだろう。いい影響になる」と、カムバックしたベテラン右腕に期待を寄せた。