「40-40」Wリーチの大谷翔平、まずは40盗塁達成、完全に動き読み切り余裕の成功に解説「無警戒にする投手もどうかと」

AI要約

大リーグのドジャース対レイズ戦で、大谷翔平選手が内野安打と盗塁でシーズン40盗塁達成に王手を掛けた。

大谷選手は6試合連続ヒットを達成し、キャリア初のシーズン40盗塁へ向けて好調を維持している。

大谷選手のパフォーマンスに、元レイズの岩村明憲さんも賞賛のコメントを述べた。

「40-40」Wリーチの大谷翔平、まずは40盗塁達成、完全に動き読み切り余裕の成功に解説「無警戒にする投手もどうかと」

◇23日(日本時間24日) 大リーグ ドジャース―レイズ(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が本拠地でのレイズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、0―3の4回の第2打席でレイズ先発左腕のアレキサンダーから快足を生かした内野安打を放ち、6試合連続ヒットをマークすると、3番のフリーマンの打席で二盗に成功。自身キャリア初となるシーズン40盗塁の大台に乗せた。

 アレキサンダーの投球モーションを完全に盗んで好スタートを切ると、足から滑り込んで悠々セーフ。ボールを一瞬握り損ねた捕手は二塁へ送球すらできなかった。ドジャースタジアムの大型スクリーンには「40盗塁」と表示され、ベンチのロバーツ監督も拍手を送った。

 けん制もなかったアレキサンダーに、試合を中継したNHK―BSで解説を務めた元レイズの岩村明憲さんも思わず「無警戒にする投手もなかなかどうかと思いますけどね。これだけ走っている大谷選手ですから」と指摘した。

 この試合前まで、アレキサンダーとは2022年に2度対戦があり、6打数4安打、1本塁打と得意としている大谷。この日、初回の第1打席は一直だった。2年連続3度目40号まであと1本。史上6人目、日本人選手初のシーズン40本塁打、40盗塁の「40―40」に王手を掛けた。126試合目での達成となれば、ナショナルズ時代の2006年に達成したアルフォンソ・ソリアーノの147試合を大幅に上回る史上最速での快挙達成に期待がかかる。(写真はAP)