井端監督率いる侍ジャパンU―15代表、今大会初黒星 スーパーラウンド初戦、台湾に「あと1人」から逆転許す

AI要約

侍ジャパンU―15代表は、台湾に5―6で敗れ、初黒星を喫した。

日本は4―0でリードし、しかし7回に逆転を許し敗れた。

スーパーラウンド第1戦の敗戦後は、2勝1敗で首位をキープしているが、メキシコ戦で勝利をつかみたい。

井端監督率いる侍ジャパンU―15代表、今大会初黒星 スーパーラウンド初戦、台湾に「あと1人」から逆転許す

◇22日(日本時間23日) 第6回WBSC U―15ワールドカップ スーパーラウンド第1戦 日本5―6台湾(コロンビア)

 井端弘和監督(49)率いる侍ジャパンU―15代表は、スーパーラウンド初戦となる台湾戦に5―6で敗れ、今大会初黒星を喫した。

 勝利までアウトあと1つというところから、痛恨の逆転負けとなった。日本は3回、内野ゴロの間と相手失策で2点を先制し、5回も相手ミスが絡んで2点を追加した。5回を終えて4―0。だがそこから、勝利までが近そうで遠かった。

 6回に1点を返され、4―1で迎えた7回。6回から登板した3番手の太田蓮投手(3年・京都リトルシニア)は2死一塁と、勝利まであと一人とこぎつけたが、二塁打と死球で満塁に。ここで相手を二ゴロに打ち取ったが、失策で1点を失うと、次打者にも中前適時打を打たれ、さらに1失点。4―3と1点リードの2死満塁で戸倉光揮投手(3年・狭山西武ボーイズ)のリリーフを仰いだ。しかし戸倉も、走者一掃となる逆転の適時二塁打を打たれた。この回一挙5失点。日本は7回に無死三塁から川上慧内野手(3年・明石ボーイズ)の適時内野安打で1点を返して1点差としたが、後続が倒れ敗れた。

 オープニングラウンドのA、B両組の上位3チーム同士が進んだスーパーラウンド。同じグループから勝ち進んだチームとの対戦成績が持ち越されるシステムで、A組で5戦全勝だった日本は2勝0敗の首位としてこのスーパーラウンドをスタートしていた。この日の敗戦で2勝1敗となったが、それでもプエルトリコ、台湾と同じ星取りで並んで首位はキープしている。スーパーラウンド第2戦は23日(日本時間24日)のメキシコ戦。勝利をつかみ、決勝進出をたぐり寄せたい。