【ラグビー】司令塔としての成長と勝利を望むSO李承信。日本代表カナダ遠征での手応え語る。

AI要約

日本代表のSO李承信が、カナダ代表戦に向けた取材に応じ、セットピースでのターンオーバー課題の克服に取り組んでいる。

キャプテンの立川理道から学び、チームをコントロールする司令塔として成長し、PNCでの勝利を目指す若い遠征スコッド。

HO・LO・SH・SO・FBのプレーヤーと首脳陣とのミーティングでは有意義なディスカッションが行われている。

【ラグビー】司令塔としての成長と勝利を望むSO李承信。日本代表カナダ遠征での手応え語る。

「アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024」(PNC)のプールB初戦であるカナダ代表戦(日本時間8月26日(月)6:00キックオフ)を控える日本代表のSO李承信が、遠征中のカナダでオンライン取材に応じた。

 6・7月の日本代表関連5試合“サマーシリーズ”では、6月22日のイングランド戦、7月13日のジョージア戦では先発出場し、7月21日のイタリア戦で途中出場した李承信。

 サマーシリーズで出た課題の一つであるセットピースでの被ターンオーバーをカナダ戦では解消するため、フィジカリティの強化とボールを動かすことをテーマにトレーニングに取り組んでいる。李はチームをコントロールするSOとして、モメンタム(勢い)を作り出すことへの手応えを口にする。

 PNCでキャプテンを務める立川理道から学ぶことも多い。「練習の中で誰よりも身体を張る」オンフィールドの姿勢はもとより、「壁もなくフレンドリーに」コミュニケーションを取るスキルを目の当たりにした。インサイドCTBのポジションからアドバイスを与えてくれる頼もしいキャプテンを深く信頼している様子が伺える。

 戦術面でのキーポジションであるHO・LO・SH・SO・FBのプレーヤーと首脳陣のミーティングの場「ゲームドライバー」でも有意義なディスカッションがなされているようだ。

 若い遠征スコッドで臨むカナダ戦。チームを動かす司令塔として、成長と勝利を手にしたい。