渋野日向子が予選落ちピンチ 初日80で134位「どうしたらいいのか迷いながらやっていた」

AI要約

渋野日向子がAIG全英女子オープンで大きく出遅れる

強風の中でのプレーが苦戦を強いる

修正点を見つけて2日目に向けて練習に取り組む

渋野日向子が予選落ちピンチ 初日80で134位「どうしたらいいのか迷いながらやっていた」

 米女子ゴルフツアーメジャー最終戦「AIG全英女子オープン」初日(22日、英スコットランドのセントアンドリューズ・オールドC=パー72)、2019年大会を制した渋野日向子(25=サントリー)は、2バーディー、7ボギー、1トリプルボギーの80で回り、8オーバーの134位と大きく出遅れた。

 1オーバーで迎えたインスタートの17番パー4。ホテル越えティーショットの名物ホールで痛恨のトリプルボギーを叩いてしまった。2打目がグリーンをオーバーし、カート道からの3打目もグリーンに乗らず、4打目も失敗し、5オン2パットとなってしまった。

 ラウンドを通して強風が吹く厳しいコンディションだったとはいえ、後半も悪い流れを変えられないまま、さらに4ボギーでスコアを落とした。 

 渋野は「何をしているかわからないようなゴルフの状態でもあったし、天候だった。終始、意識が飛んでいた」と振り返った。その上で「ゴルフとしては一つも、風の中でいいショットが打ててなかった。どうしたらいいのか迷いながらやっていた感じではありました」と苦しい状況だったことをうかがわせた。

 2日目に向けて「ショットに関しては練習しなければいけないなと思うんですけど、どこが悪かったか、スイングの中で何がいけなかったのかを、しっかり考えながら練習していけたらいいのかなとという感じです」と、ホールアウト直後では修正点も見つかっていなかった。

 強風の中でショートパットも苦戦。「かなりボールもコロコロしている感じではあったし、構えにくさもあったけど、なかなかそこは打ち切れなかった」。予選突破へは伸ばさないといけない状況で、渋野は立て直すことができるのか。