【全英女子OP】渋野日向子「何をしているかわからない」リンクスの強風に大苦戦し予選落ち危機
25歳の渋野日向子がAIG全英女子オープンで苦戦し予選落ち危機に陥る。
強風やリンクスコースの難しさに悩まされ、スコアを伸ばせない状況。
怪我から復帰したものの満足のいくプレーができず、逆境を乗り越えようと意気込む。
<米女子ゴルフツアー:AIG全英女子オープン>◇第1日◇22日◇英セントアンドルーズ・オールドコース(パー72)
渋野日向子(25=サントリー)は海沿いのリンクスコースに苦戦し、予選落ち危機となった。2バーディー、7ボギー、1トリプルボギーの8オーバー80をたたき、ホールアウト時で72位と出遅れた。
「何をしているかわからないような状態。意識が飛んでました」
英国の北海からの10メートルを超える強風に悩まされ、思い通りのスコアを出すことはできない。終盤の8番パー3では1メートル弱のパーパットがカップに蹴られるなど、最後まで流れをつかむことができなかった。
前哨戦となった前週スコッランド・オープンの第1ラウンドでは股関節と臀部(でんぶ)の痛みから涙の棄権となった。出場も危ぶまれたが、大会直前は「めちゃくちゃ元気です」と回復を強調したが、納得のいくプレーはできなかった。
「1つも良いショットが打てていない。どうしたらいいいのか迷いながらやっていた。何が悪かったのか、今からしっかり考えて練習したい」とどん底から巻き返しを誓った。