寺地拳四朗、王座決定戦で世界2階級制覇に挑む「手術した右拳も100%で打てるようになった。フライ級も特に不安はない」【ボクシング】

AI要約

東京・有明アリーナで空前の「2夜連続・7大世界戦」が10月13、14日に開催される。前WBA・WBC統一同級王者の寺地拳四朗が世界2階級制覇をかけてロサレスとの同級王座決定戦を行う。

寺地は手術後も復帰し、フライ級に挑戦する意気込み。他にもボクシング王者たちが出場し、4団体統一を目指す意向を示す。

大きなイベントに出場し、モチベーションが高まる寺地。彼は最高の試合をしたいと意気込んでいる。

寺地拳四朗、王座決定戦で世界2階級制覇に挑む「手術した右拳も100%で打てるようになった。フライ級も特に不安はない」【ボクシング】

 東京・有明アリーナで空前の「2夜連続・7大世界戦」が10月13、14日に開催されることになった。ボクシングの帝拳ジムが22日、東京都内で会見。2017年から7年間世界の頂点で戦ってきたライトフライ級を卒業した前WBA・WBC統一同級王者・寺地拳四朗(32)=BMB=が、13日に世界2階級制覇をかけてWBCフライ級2位のクリストファー・ロサレス(29)=ニカラグア=と同級王座決定戦を行う。寺地が23勝(14KO)1敗、元同級王者のロサレスが37勝(22KO)6敗というベテラン対決だ。

 「手術した右拳も100%で打てるようになった。前哨戦を挟まずにフライ級も特に不安はないです。めっちゃ大きいイベントに出られるのでモチベーションが上がっています。一番インパクトのある試合をしたいと思います」と寺地。

 同興行にWBA王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)、WBO王者のアンソニー・オラスクアガ(米国、帝拳)と同級王者2人も出場するだけに「ライトフライ級でできなかった4団体統一を目指したい」と、さらに先も見据えていた。