井上拓真、「厳しい試合にはしない」 7大世界戦1日目のメインイベンターは「会場を締められるインパクトのある試合を」【ボクシング】

AI要約

東京・有明アリーナで空前の「2夜連続・7大世界戦」が10月13、14日に開催される。13日には井上拓真対堤聖也のWBAバンタム級タイトル戦など4大世界戦が行われる。14日には中谷潤人や田中恒成の試合に加え、那須川天心も出場する。

22日の会見で、井上拓は堤との対戦や兄の記録について語った。堤はリベンジを果たし、世界のベルトを獲得したいと意気込んでいる。

井上と堤の戦いは高校時代に1度だけ行われ、堤のリベンジに注目が集まる。両選手とも1995年生まれで、タフな試合を期待されている。

井上拓真、「厳しい試合にはしない」 7大世界戦1日目のメインイベンターは「会場を締められるインパクトのある試合を」【ボクシング】

 東京・有明アリーナで空前の「2夜連続・7大世界戦」が10月13、14日に開催されることになった。ボクシングの帝拳ジムが22日、東京都内で会見。13日に王者・井上拓真(28)=大橋=の同級3位・堤聖也(28)=角海老宝石=とのWBAバンタム級タイトル戦など4大世界戦、14日にWBCバンタム級王者・中谷潤人(26)=M・T=の防衛戦、WBOスーパーフライ級王者・田中恒成(29)=畑中=の防衛戦などに加え、那須川天心(26)=帝拳=がWBOアジアパシフィック王座決定戦に出場する。

 7大世界戦1日目のメインイベントは、井上拓の防衛戦になる予定だ。ともに1995年生まれで、高校時代までにも対戦した関係だ。

 「アマチュア時代からタフな選手という印象。でも、厳しい試合にはしません。くっついても離れても、一方的に自分のやりたいようにやるだけ。メインイベンターとして、最後に会場を締められるインパクトのある試合をしたいと思います」と気合を入れた。兄の世界4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)に続く4団体統一のためにも負けられない。

 対する堤は借りを返したい。高校時代の1度だけの対戦で敗北。「リベンジは12年ずっと胸にあった。それと世界のベルトがともに達成できたらこれ以上はない」と表情を引き締めた。