山本由伸 故障後2度目となる実戦形式の投球練習 ロバーツ監督も手ごたえ「内容はとてもよかった。9月の復帰?そう思う」
山本由伸投手が故障後2度目の実戦形式の投球練習を行い、ロバーツ監督も早期復帰の手ごたえを感じている。
由伸は次のステップとしてマイナーでのリハビリ登板を目指し、最短で9月のメジャー復帰を見込む状況。
投球内容やスピード、変化球の精度については徐々に改善しており、リハビリプランに沿って焦らず取り組む様子。
<2024年8月21日(日本時間22日)ロサンゼルス・ドジャース対シアトル・マリナーズ@ドジャー・スタジアム>
ドジャース・山本由伸投手(26)が試合前、故障後2度目となる実戦形式の投球練習(ライブBP)を行った。
ロバーツ監督、フリードマン編成部長らが見守る中、マイナーの打者8人に2回34球を投げ、安打性1本、1四球、4奪三振だった。スプリット、カーブなどの変化球も織り交ぜ、直球は最速96マイル(約154.5キロ)を計測した。
「大きなステップだ。よく投げていた。2イニング目は少し制球が乱れたが、内容はとてもよかった。今日は由伸にとってポジティブな日で大きなステップとなった。9月の復帰?そう思う」とロバーツ監督も早期復帰の手ごたえを感じている様子だった。
今後の予定は、5日後にもう一度、打者相手の実戦形式の投球練習で3イニングを投げ、問題がなければマイナーでのリハビリ登板で4イニングの投球を目指す。
その時点でメジャー復帰の判断が下される。復帰は最短ても9月に入ってからの見込みだ。
―― 感触はどうでしたか
前回よりも感覚よく投げられましたし、2イニングを想定して投げられたので良かったかな、と思います。
―― 具体的なメジャー復帰に必要なところは?
もちろんゲームで投げる必要もあると思いますし、段階を踏んでいってだと思います。
―― ポストシーズンに向けてどれくらい近づいていますか?
9月に投げると思いますし、とにかく順調に段階を進んでいます。
―― スピードは?
96マイルぐらいですかね。
―― まっすぐは故障前の状態に戻りましたか?
一歩づつ、少しづつ近づいていると思います。
―― 変化球の精度、軌道はどうですか?
いいボールもありましたし、少し違うのもありました。コントロールできてるのとできてないのといろんなボールがあったので、それが少しづつ定まってきたらもっとよくなると思います。
―― 投手陣にケガ人が出ているが焦りはありませんか?
リハビリのプランがしっかりあるので、それに沿ってやってる感じです。
―― ケガ前と今で変えた部分はありますか?
特に大きく変えたところはないです。
テレ東リアライブ 編集部