ドジャース・山本由伸が右肩腱板負傷後2度目の実戦形式 2回想定打者8人に対し4奪三振、最速96マイル計測
ドジャースの山本由伸投手が負傷後2度目の実戦形式投球練習を行い、復帰に向けて順調な様子を見せている。
山本投手は2イニングの想定で8人の打者に対して安打性1本、4奪三振を記録し、96マイルの最速球速も計測された。
復帰に向けて段階を踏んで進んでおり、9月の復帰に期待が高まっている。
【ロサンゼルス21日(日本時間22日)】米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手(26)が、マリナーズ戦の試合前に負傷後2度目となる実戦形式の投球練習をこなした。2イニング想定の打者8人に安打性1本、4奪三振、最速は96マイル(約154・4キロ)を計測した。右肩腱板損傷からの復帰を目指しており、9月中の復帰を見込んでいる。主な一問一答は以下の通り。
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――感触はよくなっているか
「前回より感覚よく投げられました。2イニングを想定して投げられたのでよかったです」
――今後は
「スケジュールは話し合いたいと思いますけど順調にきていると思うので、少しずつ(メジャー復帰が)近づいていると思います」
――復帰に向けて必要な要素
「もちろんゲームで投げる必要があると思いますし、段階を踏んでいって、と思います」
――プレーオフの登板に向けて
「9月も投げると思いますし、順調に進んでいます」
――収穫
「きょうは2イニング投げられましたし、細かい技術はまだまだと思いますけど、全体的に前回よりも感覚よく投げられた。試合にまた近づいた」
――故障前の状態にどれくらい戻ったか
「ひとつずつ、近づいています」
――変化球は
「いいボールもありましたし、少し違うのもありました。コントロールできているもの、できていないものありました。それが少しずつ定まってきた」
前回のライブBP後の状態は
「特に問題なくそのあともしっかり練習ができたので、きょう無事に投げることができました」