「いまの吉田正尚を止められるものは何もない」と地元メディア…マルチでここ8試合は打率5割の『打ち出の小づち』状態、8月19試合で.353

AI要約

レッドソックスの吉田正尚外野手が好調で、アストロズ戦で2安打を挙げる

吉田正尚は今季初盗塁も決め、チームも勝利しアストロズを勝ち越す

吉田正尚の活躍に地元メディアは期待を寄せ、ポストシーズン進出のカギになると報じている

◇21日(日本時間22日)MLB アストロズ1―4レッドソックス(ヒューストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は敵地でのアストロズ戦で4打数2安打。今季20度目のマルチ安打をマークし、今季初盗塁となる二盗も決めた。チームも勝利し、ア西地区首位のアストロズ3連戦を2勝1敗と勝ち越した。

 地元メディアのオーバーザモンスターは同日、「いまの吉田正尚を止められるものは何もない」の見出しで「ここ数週間は素晴らしいが、特にここ1週間は超が付くほどバットが振れている。彼がこういう打撃をしているときは、Rソックス打線が全く違ったものに見える」と報じた。

 実際、ここ8試合(7先発)は打率5割(26打数13安打)、2本塁打、6打点と『打ち出の小づち』状態だ。

 地元メディアのボソックス・インジェクションも「絶好調が続く吉田正尚、Rソックスの将来にとってカギとなるべく奮闘中」のタイトルで「Rソックスは調子が上がらない投手陣と対照的に打撃陣はデュラン、ラファエラ、カサなど気を吐いている選手が多いが、その中でも吉田正尚ほど絶好調の選手はいない」と伝えた。

 8月以降に限れば19試合で打率3割5分3厘。月間24安打はリーグ5位タイだ。同メディアは「2023年前にRソックスが5年契約した際、こうあってほしいと望むバッターに吉田はなっている。成績が安定しているし、勝負強いし、しかも8月は本塁打と二塁打を4本ずつと打線にパワーももたらしている。今後の数週間も好調ぶりを維持すれば、チームのポストシーズン進出のカギになり得る」と、期待して締めた。