新フェース設計でルール限界の高反発性能 ミズノ「JPX 925 シリーズ」9月発売

AI要約

ミズノは、新しいアイアンシリーズ「JPX 925 シリーズ」と「JPX FLI-HI」を発売する。

新フェース設計「コンターエリプスフェース」を採用し、高初速エリアを拡大して飛距離を向上させる。

各モデルごとに特徴があり、価格帯も異なる。ロフト角や鍛造方法など、細かい仕様も異なる。

新フェース設計でルール限界の高反発性能 ミズノ「JPX 925 シリーズ」9月発売

ミズノ(本社・大阪市住之江区)は、新たなフェース設計を採用したアイアン「JPX 925 シリーズ」を、9月13日に発売する。アイアンからの流れを重視してロフト設計されたユーティリティ「JPX FLI-HI(フライハイ)」も同時展開する。

ラインアップは、飛びと打ちやすさを追求するゴルファーに向けて開発された「JPX 925 HOT METAL」、小さめヘッドで飛距離性能と操作性を両立した「JPX 925 HOT METAL PRO」、高弾道で高く打ち出せる「JPX 925 HOT METAL HL」、フルポケットキャビティ構造で同社鍛造アイアン史上最高反発を実現した「JPX 925 FORGED」の4種類となっている。

特徴は、広範囲でルール限界の反発性能を発揮する新フェース設計「コンターエリプスフェース」を採用した点。一般的にフェース裏の設計は中心が最も厚く、周辺に向けて徐々に薄くなる設計が多いなか、今作ではフェース中心部を厚くし、周辺へ楕円状に薄くして再び厚くする独自設計を施した。強度を保ちながらもフェースのたわみを増幅させて高初速エリアが拡大したほか、打点のブレにも強く、オフセンターヒット時でも飛距離のロスを防ぐ。

「―HOT METAL」の名称が付く3機種の5~7番は、リーディングエッジのソール下部に空洞部があることでフェースとソールが連動してたわみ、反発性能を向上。ソール内部には、ヒールからトウにかけて徐々にサイズを大きくしたタングステンを配置し、深低重心設計を実現することで、つかまりの良さと高弾道性能を両立している。

「JPX 925 FORGED」は、長年同社で採用されている「グレインフローフォージドHD製法」を踏襲。フェースからネックまで一体成型の鍛造製法で、鍛流線(金属組織の流れ)をヘッドからネックまで途切れさせないことで、打球音を長く響かせる効果がある。5~6番には、フェースからネックまでクロムモリブデン鋼、バック側にはステンレススチールを使用する「グレインフローフォージド フルポケットキャビティ構造」を採用。これによりフェースの薄肉化が可能となり、ソールに空洞部を設けることで、同社鍛造アイアン史上最高の反発係数と高初速エリアを達成したという。

ロフト角は7番で「HOT METAL」「HOT METAL PRO」が28度、「HOT METAL HL」が31度、「FORGED」は30度。税込価格は、いずれも5本セット(6~9番、PW)で「HOT METAL」「HOT METAL PRO」が11万5500円、「HOT METAL HL」は12万1000円。「FORGED」は6本セット(6~9番、PW、GW)で15万1800円。問い合わせは、ミズノお客様相談センター(0120-320-799)まで。

ミズノ「JPX925 HOT METAL/PRO/HL」アイアンをさっそく試打!

前作「JPX923」との違いは?