エース格グラスノー、長期離脱の可能性…ロバーツ監督「まだキャッチボール再開していない」

AI要約

ロバーツ監督が、負傷者リスト入り中のグラスノーの状況について語った。

グラスノーは大型契約で入団し、怪我に悩まされている過去があり、今季も長期離脱の可能性が出てきた。

チームは先発陣の不安を抱えつつも、3連勝で打線が戦力を整えつつある。

エース格グラスノー、長期離脱の可能性…ロバーツ監督「まだキャッチボール再開していない」

 ドジャースのロバーツ監督は21日、右肘の炎症で15日間の負傷者リスト(I L)入りしているエース格のタイラー・グラスノーについて「まだキャッチボールを再開していない」と語った。16日にIL入りした際、監督はIL期間を経てすぐに復帰することを期待していたが、長期離脱の可能性が出てきた。

 グラスノーは昨オフ、5年総額1億3500万ドルの大型契約でドジャースに入団した。キャリアを通して怪我に苦しみ、昨季までシーズンのキャリアハイは120イニング。今季、既に134イニングを投げており、ドジャースはグラスノーの体調管理に神経をとがらせている。

 グラスノーはIL入りした後の取材で「ILには行きたくなかったが、決まったこと。球団の判断は理解している。彼らの優先事項はポストシーズンだ」と述べた。グラスノーの怪我が予想以上に悪化しているのか、それとも、球団が慎重にリハビリを進めるために復帰を遅らせるのかわからないが、9月初旬の復帰はなさそうだ。

 山本由伸が9月初旬に復帰の見通しとはいえ、先発陣は盤石とはいえない。現在、先発ローテーションに入っているビューラー、ミラーは不調から脱出できず、トレードの目玉として獲得したフラハティも結果が出ているとはいえない。チームは3連勝で、打線も戦力が整ってきたが、先発陣に不安は残る。