板倉滉への大きな期待…ボルシアMG監督、新シーズンに向けて「とりわけ重要なプレーヤーになると考える」

AI要約

ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)のジェラルド・セオアネ監督が、新シーズンに向けたチームの方針と日本代表DF板倉滉に対する期待を語った。

セオアネ監督は守備の強化や攻撃的な姿勢の重要性を強調し、板倉をチームにおける重要なプレーヤーとして期待している。

板倉はプレシーズンマッチでもフル出場し、開幕戦でもスタメンに名前を連ねる見込みである。

板倉滉への大きな期待…ボルシアMG監督、新シーズンに向けて「とりわけ重要なプレーヤーになると考える」

ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)のジェラルド・セオアネ監督はドイツ誌『キッカー』のインタビューに応じ、日本代表DF板倉滉への期待を口にした。

ボルシアMGは昨季、2部3位との入れ替えプレーオフの16位と1ポイント差の勝ち点34で14位という成績でフィニッシュ。特に「67」とリーグワースト3位の失点数を記録するなど守備の課題が露呈し、セオアネ監督にも批判が集まっていた。

スイス人指揮官は『キッカー』で新シーズンに向けて、「最終ラインはマンツーマンの対応にすることにより、より高い位置で相手を邪魔し、その攻撃的プレーをより早い段階で阻止することを目指したい」と説明。「全体的に、相手の攻撃とクロスを減らすことが大事になる。つまり、コンパクトさの向上に取り組み、より攻撃的なマインドを持つこと、ポゼッション率を上げることだ。こっちのポゼッション率が30%ではなく、55~60%となれば、相手は攻撃の時間が短くなるからね」と指摘している。

同監督はその中での板倉への期待を強調。「昨シーズンに比べて、コウ・イタクラがとりわけ重要なプレーヤーになると考える。(昨季の)彼は何カ月間もの靭帯の負傷による離脱、アジアカップ出場などで結局最後までリズムをつかむことができなかった感覚があった」と振り返ると、「我々は彼のクオリティに絶対的な信頼を寄せており、私は彼に大きな期待を抱いている」とも続けた。

なお、板倉はボルシアMGが3-1の勝利を収めた17日のDFBポカール1回戦、3部エルツゲビルゲ・アウエとのアウェーマッチにフル出場。日本代表DFは王者レヴァークーゼンをホームに迎える23日のブンデスリーガ開幕戦でもスタメンに名前を連ねることになりそうだ。